震災1年後・2012年の福島県を舞台にした映画
主なロケ地は福島県田村郡小野町と福島県いわき市。
のどかな田園風景、昔ながらの店が連なる商店街など、
日本の原風景を感じさせる故郷の描写が、
懐かしくも切ない郷愁を誘います。
誰にでもきっとある
「あの夏の日」
震災後の福島を舞台に、ひと夏の経験を通して少年少女達の「成長」という普遍的なテーマを描く『ハルをさがして』。
イケてない中学生男子3人とクラスで一番可愛い女子が織りなす4人の旅はほろ苦くそしてどこか可笑しい珍道中。
2015年「第2回こども国際映画祭in沖縄」を皮切りに、数々の映画祭で上映され、劇場内を笑いと涙が包み込み幅広い世代から支持を集めた。脚本・監督はこれまで数々の商業映画(『ばしゃ馬さんとビッグマウス』『猫侍』など)の製作に携わり、本作品が長編デビュー作となる尾関玄。
プロデューサーの内藤諭は監督とは中学校の同級生であり、本作品は二人が学生時代に立ち上げた「ISHIO」の自主製作、自主宣伝・自主配給映画でもある。
あの娘の笑顔を取り戻すため
僕らは走る
2012年夏。ノボルは都内で暮らす中学3年生。同じクラスのマサル、ヒロキと冴えない学校生活を送っている。
そんなノボルは同じクラスのチエコに密かにに想いをよせている。夏休みになると彼女にも会えなくなってしまうし、受験シーズン突入の季節を前になんだか気が重い。
ある日、ノボル達はチエコから依頼を受ける。チエコの家族は東日本大震災後、福島から東京に自主避難してきていた。その際に残してきた愛犬”ハル”が行方不明になっているらしく、一緒に探しに行って欲しいというのだ。ノボル達は淡い期待を胸にチエコとの同行を決める。ハルを探す4人のひと夏の冒険が始まった。
福島県小野町での無料上映(地域未来大学第4回オープンゼミとして)のテレビCMとして製作した映像です。
※無料上映会はすでに終了しています。
2016年東京下北沢でのロードショーにあわせて作成した予告編です。
※ロードショーはすでに終了しています。
同じく2016年東京下北沢でのロードショーにあわせて作成したヒロイン・チエコ役の佐藤菜月さんによる映画のPRコメントです。
※ロードショーはすでに終了しています。
出演はオーディションで選ばれた小柴大河、佐藤菜月、小泉凱、橋本一輝。4人が等身大の中学生を瑞々しく演じている。
旅の道中で出会う強面のおじさん役にVシネマ四天王・小沢仁志。震災で息子を失ったスナックのママ役には演技派女優の洞口依子。個性溢れる実力派の二人の熱演が、物語に深みを与えている。
小柴 大河(こしば たいが)
1999年12月10日、東京都生まれ。3才から芸能活動を始める。2005年に『元泥・助川六郎のご町内防犯パトロール』(フジTV・金曜エンターテインメント)で主人公・六郎の幼少を演じる。本作品ではオーディションで主人公のノボル役を勝ち取る。
佐藤 菜月(さとう なつき)
1999年2月17日、静岡県生まれ。2013年、第26回東京国際映画祭・スプラッシュ部門出品作品『楽隊のうさぎ』(監督:鈴木卓彌)にて初出演ながらその存在感が認められ、本作品ではヒロインのチエコ役に抜擢される。
小泉 凱(こいずみ がい)
2000年1月30日、東京都生まれ。本作で念願の初めての映画出演。オーディションの頃から存在感を示し、本作品ではマサル役を演じる。
橋本 一樹(はしもと かずき)
1999年8月28日、千葉県生まれ。TBS 『 浪花少年探偵団』、EX『ハガネの女 Season2 』に 生徒役でレギュラー出演。個性的なキャラクターを活かし、本作品では軍事オタクのヒロキ役を演じる。
洞口 依子(どうぐち よりこ)
1965年3月18日、東京都生まれ。85年に黒沢清監督の『ドレミファ娘の血は騒ぐ』に主演して女優デビュー。同監督や伊丹十三監督作品で知られ、92年の「愛という名のもとに」(フジテレビ系)で幅広い人気を獲得した。16年は10月22日に吉田康弘監督『バースデーカード』、秋にマーティン・スコセッシ監督『沈黙』等の公開が控えている。
小沢 仁志(おざわ ひとし)
1962年6月19日、東京都生まれ。主な出演作に、『ビー・バップ・ ハイスクール』シリーズ、『SCORE』(95)、『太陽が弾ける日』(07)、『25 NIJYU-GO』(14)などがある。俳優業に留まらず監督・プロデューサーとしても多くの作品を手掛けている。
尾関 玄 脚本・監督
1984年1月生まれ。愛知県春日井市出身。2006年日本映画学校(現:日本映画大学)卒業。在学中より中学の同級生、内藤諭とISHIOを立ち上げ自主制作映画を制作し始める。以降、数々の商業映画(『麦子さんと』『猫侍』など)の制作に携わる。本作『ハルをさがして』は初めての監督長編作品となる。
内藤 諭 プロデューサー
1983年11月生まれ。愛知県春日井市出身。拓殖大学外国語学部中国語学科卒業。以降、フリーの制作部、プロデューサーとして映画、テレビドラマの制作に携わる。プロデューサーとして携わった主な作品として『見えないほどの遠くの空を』(10/榎本憲男監督)台湾ドキュメンタリー映画『湾生回家』(15/黄銘正監督)などがある。
栗田 東治郎
撮影
1983年2月生まれ。福岡県北九州市出身。三和映材社研修生を経て撮影部となり佐々木原保志カメラマンに師事する。以降『ハナミズキ』、『脳男』、『ばしゃ馬さんとビッグマウス』、『GONINサーガ』等の映画作品に撮影助手として参加する。
小牧 将人
録音
1986年6月生まれ。東京都府中市出身。日本映画学校(現:日本映画大学)卒業。以降、数々の映画作品に録音技師として参加。主な作品に『あの娘、早くババアになればいいのに』(14/頃安祐良監督)『殺人ワークショップ』(14/白石晃士監督)『いつかの、玄関たちと、』(14/勝又悠監督)『starting over』(14/西原孝至監督) 『森のカフェ』(15/榎本憲男監督)などがある。
石川 真吾
編集
1983年10月生まれ。福井県福井市出身。武蔵野美術大学映像学科卒業。監督作『カササギの食卓』で2005年PFFアワード入選、国内外の映画祭で上映される。以降「馬車馬企画」所属。主な参加作品に『見えないほどの遠くの空を』(10/榎本憲男監督)『蘇りの恋』(15/石川真吾監督)『森のカフェ』(15/榎本憲男監督)『リリカルスクールの未知との遭遇』(16/デモ田中監督)などがある。
遠藤 浩二
音楽監督
21歳で廣木光一氏に師事。24歳から映像音楽に興味を持ち、映画、TV、CM、VIDEO等の作曲アレンジの仕事を始め、25歳から本格的に作曲へ進む。『十三人の刺客』(10/三池崇史監督)で第34回日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞。主な作品に『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』(14)、『テラフォーマーズ』(16)、『とと姉ちゃん』(2016年、NHK連続テレビ小説)などがある。
呼んでくれ
甲本ヒロト
止んだはずの雨がもう二度と君を濡らさないように
なにか僕にできる事はないか
今はどこか遠い雲が君の上に来る前に
なにか僕にできる事はないか
お天気をあやつる呪文は知らない
だけど君の傘になれたらいいのにな
呼んでくれ 呼んでくれ 呼んでくれ 呼んでくれ
半人前でよかったら
雪が降った寒い夜に 君が凍えないように
なにか僕にできる事はないか
お天気をあやつる呪文は知らない
だけど君の傘になれたらいいのにな
呼んでくれ 呼んでくれ 呼んでくれ 呼んでくれ
半人前でよかったら
止んだはずの雨がもう二度と君を濡らさないように
なにか僕にできる事はないか
なにか僕にできる事はないか
in Tokyo & Iwaki
in Ono (central area)
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